電化も日立化成も株価は中国経済に

現在、日本企業の株価に大きな影響を与えているのは原油安、円安、中国経済です。この三つが今後どう動くかによって各企業の株価も変動すると思われます。電化は正式な社名を電気化学工業と言っていましたが、今年からデンカとしました。なので通常は漢字の電化ではなくカタカナのデンカと表記する方が正しいです。電化は電材や化学製品など多種扱っていますが、原油安ですと生産費が低くて済みます。また、円安ですと外国での利益がそれだけ増益します。しかし一方で、中国での生産を増やそうと工場を新設したばかりですから、そこで減産となりますとマイナスです。電化の株価は上記の三条件に影響を受けやすいですから、今後はその面に注目です。日立化成は中国人の購買の多いスマートフォン向けの部品に力を入れていますので、中国経済に影響を受けますが、もう一つの懸念材料がスマートフォンの今後です。中国のメーカーからの受注が落ち込むかどうかという問題に加えて、政府が携帯料金の値下げを検討することになりました。実際に値下げされるかどうか、値下げになった場合にスマートフォンの売上が増えるのか減るのかによって、今後の影響が決まってきます。しかし、日立化成の親会社のグループは、次世代携帯電話の第5世代、5G無線通信規格の企画にも参加しますので、本来は大変有望な分野だと考えられます。円安も好材料です。リチウムイオン電池の材料の工場をアメリカに新設したり、海外での評価は高いですから、今後もさらに利益に貢献すると思われます。日立化成は現在株価が高く、1株あたりの配当金や予想利回りが、上場企業の中でもかなり上位と考えられています。企業として大変有望ですので、今後も株価に大いに期待できます。